インテリアに取り入れたい大理石とアイデア4選

マーブルとも呼ばれる白色を基調とした美しい自然石。高級感があり、石肌の美しいものが多い位置の材質です。酸性のものやアルカリ性のものに弱いので、屋外用というよりは、インテリア向きの材料です。玄関や水回りなどの内装の床や壁、洗面カウンターの天板などによく使われます。熱にはそこまで強くないので、キッチンの材料として用いたい場合は、適した場所を考えましょう。
種類
トラバーチン、ポテチーノ、ビアンコカラーラ、オニックスなどが有名です。色や模様も産地によって様々、以前はヨーロッパからの輸入がほとんどでしたが、近年では、中国産など比較的に安価なものも多数出回っています。コスト面でも手頃になった大理石をインテリアに取り入れていきましょう。
質感
綿密でかたく冷たい感じがします。表面の仕上げ方によって、肌触りが変わってきます。マット仕上げや、ツヤのある磨き仕上げなど、また少し荒く仕上げたざらっとした質感の仕上げ方、ミノで跡が残るようにレリーフしたものなどがあります。インテリアに導入したい箇所のイメージに合わせて、仕上げの質感も取り入れていきましょう。
お手入れ
基本的には拭き掃除、はじめに保護材を塗っておくと綺麗な状態がキープされます。酸性のものやアルカリ性のものに弱いので、洗剤を使用する際は注意が必要です。
大理石のフローリング
ヨーロッパでは何世紀にもわたって、大理石の床はラグジュアリー雰囲気を作り出すアイデアでした。どんな空有間にも瞬時に、高級な麗しさを与えます。大理石は広葉樹の木のフローリングやそのほかの多くの一般的な床材とは異なります。通常の洗剤は、酸性が強いので、大理石のフローリング用に掃除をしなければいけません。スポンジモップやぬるま湯での清掃を常用し、それ以上の洗浄力のあるもので、掃除をするのをやめましょう。タイルとは違い目地を設けずに張ることが出来ます。
大理石のキッチン
大理石は、古典的でカリスマ的な魅力があります。最先端のキッチン周りに使われるアイランドキッチンの大理石のカウンタートップ。大理石を使用するにあたっての、長所と短所を考慮する必要があります。マーブルのカウンタートップは間違いなく視覚的なインパクトを与えることができます。こまめに掃除ができない子供やペットなど絶え間無く騒がしい環境などでは、やや不向きでしょう。また光沢のある仕上げを施された大理石のカウンターは、間違いなく豪華絢爛で高級感のあるモダンなキッチンの印象を作りますが、酸性に弱いという特性から、慎重に扱うことができなければ、数カ月で摩耗が始まってしまいます。
大理石と木
機能的で近代的なインテリアイメージのある大理石と木のインテリアコーディネート。木と大理石のユニークでモダンな素材感のバランス、白とグレーの無彩色の色彩と木の色味がとてもスタイリッシュな印象になります。洗練された中間色の色彩計画で、リビングルーム、バスルーム、キッチン周りを統一します。高級感と白を貴重にした大理石の清潔感と明るさが輝くインテリアコーディネートです。
大理石の照明
大理石は、薄くスライスすると光を透過するものがあるので、照明カバーとしても扱われます。
大理石のテーブルランプなど、照明の計画にも素材感を取り入れて、大理石のインテリアを盛り立てましょう。