インテリアのための中間色の扱いの6項目

近年、鮮やかな色彩を取り入れるインテリアのトレンド、賑やかでエネルギーと遊び心のある活気の満ちた色彩が好まれます。ベージュやクリームなどの中間色は、この流行から離れてしまうと見られがち。一方で、鮮やかな活発な色味を使うということは、穏やかな雰囲気とはかけ離れてしまう傾向があります。また、色を使うのが苦手という方や、シーズンの模様替えが面倒という方は、この中間色を選ぶこのも多いはず。ただ、ニュートラルカラーも、まとまりやすい配色計画ではありますが。インテリアがぼんやりとした印象になることも。決して使い方によっては、そういうわけでわありません。中間色のインテリアポイントを紹介します。
中間色の微細なシェード
ニュートラルカラーを使うという意味は、一つの色相に統一しなければならない、と言うわけではありません。もちろん’、色合いを限定すると言う意味でもありません。クリーム、グレー、ベージュなど色々な色相の中間色を掛け合わせて爽やかに使ってみましょう。またグレーはモダンなニュートラルカラーの中で、近年とても人気の高い色味です。たくさんの明暗のグレーを使い空間を広くそして上品に演出できます。
魅力的な素材感
配色計画に注意を向けすぎて、しばしば素材感を検討することを置き去りにしがちです。中間色で整えられたインテリアには、ぜひ素材感にもっと遊びを持たせて、眠たい印象ではなくワクワクするような楽しさを与え、空間に張りを持たせてください。スエードやシルクやベルベットは、豪華でエレガントな印象に、天然素材の籐や竹や木などは穏やかな暖かさのある印象に。素材感を味方につけて、インテリア空間をより楽しみましょう。
メタリックカラー
デザインのトレンドの流れで、ここ近年、金属テイスト、メタリックアクセントを使うインテリアコーディネートが多く見られます。ゴールド、シルバー、コッパーなどレトロなデザインからモダンなものまで、インテリアアイテムが出てきています。中間色として扱いながら、配色計画に織り交ぜると、単純に明るい色味を扱うよりも、断然魅力的な仕上がりになります。
幾何学模様
中間色の扱いで、色味の明暗が、空間の幅を広げるのと同じように、幾何学模様などの柄をインテリアにうまく取り込めばさらに、刺激的で退屈ではない空間になります。幾何学模様は、色を多用するよりも、はるかに効果的なアイテム。中間色でまとめ上げる中にも、視覚的に目立つユニークなデザインをとりいれて、新たな魅力を増やしていきましょう。
黒のアクセント
中間色の色幅の中に、黒を入れて見ましょう。白から微細なグレーの明暗そして黒というようにバランスを作って行きます。黒は、他の色にはないモダンでシャープな色です。コントラストの色幅を増やし刺激的でエレガントな中間色のインテリアコーディネートを目指してください。
照明で光沢
中間色の配色計画で照明は、この配色の魅力を引き出す重要な役割です。基本的なルールとしては、明るい中間色でまとめた部屋には、明るい照明を、暗めの中間色でまとめた部屋には、暗めの照明を合わせると自然なライティングになります。色味や明暗を微細に取り入れた中間色の配色を際立たせるためにも、出来るだけ自然光を利用しながら風通しのいい空間を作っていきましょう。日暮れ後は、間接的照明も上手に利用しながら、中間色の配色のインテリアを演出していきましょう。