建具に使用できる素材の色や特徴

建具は目的や使用場所によって、使われるべき材質や構成があります。
玄関や外壁に設けるものは高い性能と防犯性、屋内では他の仕上げとの調和が大切です。
木製・アルミ・銅・ステンレス・ガラス・紙などの材質やそれらの混合によって骨組みや面材が作られます。
目次
玄関の建具
防犯性のほか、質感や重厚感も求められるため、雨が仮に注意した上で、無垢板を張ったドアが好まれます。その際、なるべく反りの少ない乾燥した素材がいいでしょう。ハンドルの素材もたくさんあるので良く検討しましょう。防火性能を求められうる場合、鋼製建具になることがほとんどです。
屋内の建具
耐久性などが屋外ほどシビアではないため、一般的には木下地つくり、そこに合板を張って塗装をしたり、紙、ガラス、鏡、布や革など好みの面材を張ったりはめたりすることが多くあります。家の床材や家具と合わせて作るのもいいでしょう。表裏同じものを使い、反りにくい材であることが好ましいです。屋内の建具は様々なものが使えるので、木材の一枚板や厚い鉄板を吊ったりすることもできます。重い素材で建具を作るとそれなりに重くなりますが、引き戸の場合は吊るし金物を使い、床に溝を設ける必要もなく重い建具も比較的ストレスなく動きます。
バスルームの建具
一般的によく使われる素材はアルミの折戸のような、質感はあまりスタイリッシュではありませんが、人が倒れたりした場合、助けやすいです。また、水や湿気に強い素材が、使われます。ガラスの建具は、見た目もモダンでクールな空間つくりができますが、コストがかかります。
主な建具とそのマテリアル
木製サッシ
木製サッシ、見た目も遮断性も優れています。
無垢板のドア
木製の建具は、防音、断熱性に優れ、見た目にも良いですが、反りが出るので、乾燥に強い財を選ぶことと、湿気が多い場所ではやや不向きです。
木質系フラッシュ戸
自然素材である木材の建具。経年変化で美しく熟していくのも魅力。耐久性も優れています。
ガラスドア
断熱や遮熱のためにペアガラスや熱反射ガラスにしたり、拭きにくいところは自浄作用がある光接触ガラスを用いたりするとガラス面の性能にも気を使いましょう。空間を妨げることなく、スペースに繋がりを感じます。
アルミサッシ
防音、断熱性、質感それほど高くはありませんが、耐久性やコストの面でも優れていると言えるでしょう。
スチールサッシ
サッシという言葉は英語からきてきます。サッシャと呼ばれる場合もあります。1960年代以前の建物に多用される。見た目は、それぞれの特性をいかしたアルミと樹脂製のサッシも出てきて、商品化されていて、現在はインテリアに合わせた様々なタイプのもり人気があります。
ガラスはめ込み
住宅の場合、気密性が求められるので、枠とともに設けられるケースがほとんどです。
障子
和風のインテリアに合わせるのなら、もちろん障子が適していますが、和洋折衷の住まいにも似合う、新たな和風のドア、引き戸など現在は様々なものがあります。素敵なインテリアアレンジが可能です。和室と洋室の雰囲気のバランスを妨げることなく空間を素敵にアレンジするのも、障子の新たな使い方の魅力と言えそうです。