人とのコミュニケーションが円滑化する動線の作り方

動線には、メインとサブがあります。メインは玄関からリビングやダイニングへの動線で、生活の主となるもので訪れた人を案内するときにも利用します。サブはキッチン、浴室、洗面所といった水回りのような家事で利用するラインです。暮らしやすい動線を狙ったインテリアは、人が集まりやすくコミュニケーションも取りやすいものです。そして効率的な掃除を助けます。
さりげなく家族がいつもつながる動線
家族が一緒にいられる時間は意外に短いものです。それぞれが忙しくて行動時間や趣味が多様でも家族はつながっていたいもの。さりげなく家族が集まってくる居心地のよいリビングや、帰宅や外出が簡単に確認できる玄関から階段までの動線やインテリアは大切です。例えば、住む人と顔を合わせる頻度を増やせるように、玄関から階段への移動にリビングの経由が必要な動線や、リビングから玄関の様子が把握できるインテリアを組むことができます。そしてリビングには空気清浄機を置きましょう。みんなが集まるところだからいつも清潔に。HEPAフィルターのサポートがポイント!
だれでも効率のよい家事ができる動線
食品は調理する、衣類は洗濯して干しアイロンをかけて収納する、日用品は季節に応じて収納する、といった生きるために必要な動作はできるだけ楽にしたいもの。思わぬ日々のストレスを抱えないためにも、家事にかかわる動線は短くそして無駄なく設定することがポイント!例えばキッチンと洗濯スペースの併設や収納スペースの確保です。空間での作業は、短い距離そして同時進行を実現させましょう。
すぐにきれいな空気が入る動線
家の中の空気は人が快適に暮らすために必要なポイント!きれいな空気を効率よく循環させられる家は、湿度も低く微生物の増殖も防ぎ、においもなくさわやかに暮らせます。少し難しくなりますがきれいな空気とは、浮遊粉じん(粒径10µm以下のもの)の量を指標にすれば空気1m3につき0.15mg以下(建築物環境衛生管理基準)を達成していることです。フィルターで除去できる花粉やPM2.5はとは違い、より小さいウイルスには対策の発展が必要です。きれいな空気は健康上もちろん、室内での洗濯物干しや家屋を湿度や悪臭成分から守るために必要です。空間の空気を清潔に保つためには換気とろ過が大切です。換気は空間の空気をいったん外に出して、新たに外の空気を入れることです。換気には窓を開けて行う方法と機械や自然の力を利用して行う24時間換気という2つの方法があります。窓を用いる場合、2か所以上を開放して風の通り道を作ることができれば素早くできます。そして、24時間換気は窓を開けなくてもよいため天気や気温に関係なく、安定して空気を入れ替えることができます。24時間換気にはHEPAフィルターという微粒子も取り除くことのできる高性能なフィルターが使用されています。空気をすぐに十分に清浄化できる空間づくり。それは健康的で人も集まりやすく、家事も気兼ねなくできます。住む人とってはコミュニケーションを築く機会が増加します。空間を流れる空気の動線も視野に入れて、インテリアを見直してみましょう。