個そして空間の一部としての色

色へのこだわりはありますか。好きか嫌いか。自分の感性に素直に、のびのびと自由に選ぶことも素敵な方法。誰のまねもしない、誰にも似ていない、自分らしい毎日を。
空間をまとうカラーバランスのルール
インテリアの色は空間をデザインする大切な要素。センスに原理とテクニックを補えば、もっと快適な空間を演出できるはず。配色の基本はドミナント、サブ、アクセントカラーのルールに沿うことです。基本ルールは3つの比率が14:5:1になることです。ドミナントカラーとは、配色全体の印象を支配する色です。主調色、支配色ともいわれます。dominantとは優勢な、支配的なという意味で多数の要素で構成される集団の概要を説明する時に用いる表現です。例えば、人の腸内フローラの最優勢常在細菌はバクテロイデス属細菌ですという具合です。少し話はそれましたが、ドミナントカラーが同じ色相でまとめて色調で変化をつけることに対してドミナントトーンは色調でまとめて色相で変化をつけます。色相とは色の種類、色調とは色の濃淡のことです。次に、サブカラーはドミナントカラーに次いで面積が大きく、メインカラーを補うものです。最後に、アクセントカラーとは日本語で強調色といい、ファッション、インテリア、景観などの配色を面積のバランスという観点から語るときに使われる用語で、全体の色調に変化をつけたり、他の色を引き立てたりする役割を持つ色のことです。ここでは壁パレットや照明器具のように容易に取り換えることのできないインテリアに役立つカラーコーディネートの原理を紹介します。
人が錯覚するふしぎな色の作用
同じ平面上でも視認性に差があります。例えば対象の凹凸感。赤、橙、黄は前に飛び出て見える色で進出色といい、それに対して青、緑、紫は後退色と言われています。壁パレットにおすすめの青と黄では視認性に差があります。青では壁での突き指や頭をぶつけてしまう壁どんトラブルが増えるかもしれません。後退色をアクセントカラーに使う時は天井照明のような体に触れないインテリアに工夫がいいでしょうね。青だけでなく緑も後退色なので体に触れないインテリアに、アクセントカラーとして使いましょう。おすすめは、MUJI ペンダントライトアルミシリーズ、グリーン。シェードに軽量なアルミを使用した軽やかな形のペンライトです。Sサイズはシステムライトとの組み合わせで、多灯吊りとしてもご使用いただけます。コードと余ったコードを収納するためのフランジはホワイトで仕上げられています。S(直径20×高さ48~188㎝でフランジ内で調節可能。シェードは高さ17㎝。電球を除いた重さは0.5㎏、口金はE26×1口、9,000円)の他にL(直径36×高さ50~190㎝でフランジ内で調節可能。シェードは高さ22㎝。電球を除いた重さは0.8㎏、口金はE26×1口、12,000円)を合わせた2サイズ展開。6畳を十分に照らすことができるLサイズ。角型引掛、丸形引掛、丸型フル引掛型のシーリング、埋込、フル引掛型のローゼットといったアダプターに簡単に取り付けることができます。天井の強度のある面に確実に取り付けられていることをお確かめのうえ、器具を取り付けてください。電球は別売りです。口金E26型のLED電球をお買い求め下さい。