和室にぴったりのインテリアと風水

風情のある、日本独特の部屋と言えば、和室。近頃では、すべてフローリングで、和室の無い家が少しずつ増えてきているようですが、和室のある家庭では、フローリングカーペットを敷きつめ、洋室に変えてしまうのではなく、是非、和の心も大切に、インテリアを楽しんでいただきたいものです。
さて、この和室ですが、風水学的には、格が高い部屋として大切にされています。和室のある家は、ない家に比べ格が高いとされています。和室は、どの方位にあっても、凶相にはなりませんが、家の中心にあると、家の運気が上がるとさえ言われています。
では、この和室を、素敵に風水学的に良いインテリアにするにはどうすればよいのでしょうか?
和室のインテリアで気を付けたいポイント
和室は、想像しただけでも落ち着きを感じる空間ですよね。
和室と言えば、畳ですが、畳は、イ草でできており、自然のパワーを大きく取り入れる事ができます。ですから、和室に、じゅうたんを敷き詰めている家庭をよく見かけますが、和室特有のパワーを逃さないためにも、じゅうたんを敷き詰めるのはやめましょう。また、じゅうたんを敷き詰める事によって、湿気がこもり、「陰の気」が増してしまいます。
さらに、和室には押し入れがある事が多いのですが、この押入れも重要なポイント。
押し入れの中には、いろいろなものを詰め込みがちですが、ぎゅうぎゅうに詰め込んだり、どこに何があるのか解らない状態にしておくのはNGです。これも、湿気をこもらせる原因となり、運気を下げますし、格の高い和室のせっかくの運気を逃してしまうからです。
風水学的には、気の流れを重要視します。この気の流れは、風の流れも関係するといっても過言ではありません。ぜひ、風通しのよく、湿気のこもらない邪気のない和室をキープできるように、お手入れしましょう。
和室と相性の良い素材・カラー
和室は、それだけで格の高い部屋ですが、この部屋の運気を上げるには、和室に使われる素材にも注目しなければいけません。
近頃では、小物置きに使うチェストや、テレビ台、ベッドなどにも丈夫なパイプ製の物や、収納に便利な引き出し箪笥にもプラスティック製などがありますが、和室には、是非、自然素材の物をおすすめします。和室には、やはり、木製の家具を置き、もし、障子があれば、人工の破れにくい障子などではなく、和紙を使ってください。便利になった現在では、自然素材よりも勝手の良い人工のものがあふれていますが、和室には、不向きです。インテリアを完成させるうえでも、和の心を大切にしたいですね。
飾る小物も、土でできた陶器や、木の置物、間接照明にもこだわって和紙でできたものなどを活用しましょう。さらに、カラーも、自然をイメージしやすい茶色や、黄色、グリーンなどがおすすめです。落ち着きがあり、統一感が取れるばかりでなく、運気もアップします。
日本独自の文化、和の心を大切に、掛け軸や、生け花を飾ってみるのも良いでしょう。
また、和室は、客間としてだけでなく、寝室としても最適です。
和室にベッドを置いて和のテイストを楽しみながら、素材にもこだわった寝室作りを楽しんでみるのもいいかもしれませんね!