和室のインテリア現代風アレンジ8選

最近は、畳がないと落ち着かないという御年寄のためだけでなく、生活スタイルとして、和風のテイストをインテリアに取り入れる流れが回帰してきました。また海外からも、日本の建築の様式美が高く評価されモダンで洗練されたスタイルとしてインテリアの中で逆輸入さています。和室は本来、応接室や来客時の宿泊部屋として設けられることが多いですが、リビングの隣に配置してくつろぐスペースとして扱うこともあります。基本的な和室の作りと、昨今の和室のアレンジをいくつか紹介します。
和室のサイズ感
まず、モジュールを整える必要があります。それ尺とメートルです。和室の規格があるので、まず考慮しましょう。また椅子を中心とした洋室と床を基準として生活する和室とでは、35cmほど目線の高さが違います。
和室の壁面と天井
和室と洋室とのつながりを調和させたいところ。天井や壁を利用して統一感を持たせるようにしましょう。また畳の種類も、琉球畳を使用すると比較的に洋間とも馴染みやすいです。
ソファの代わりに畳
リビングに設けるアイテムの代表格はソファですが、和風のインテリアを斬新に現代的な様式のダイニングの隣に設ける場合、ソファの代わりに畳を利用することもあります。裸足で感じる畳の感触はなんとも言えない居心地の良さです。この場合も、洋室との調和が自然な琉球畳を利用する場合も多いです。また畳の下にキャスターをつけて収納スペースなどにも利用のアイデアが広がります。
床を高めに設定
畳は、床中心の生活スタイルです。洋間とのつながりを考える時、また洋室を和室としてリノベーションしたい場合、床を少し高くして和室を作ることをお勧めします。床を上げることで、衛生面でも不快感が減り、また目線の高さも整います。床を上げることで、特別な空間、象徴的なスペースとして見えて一層、趣深く興味深いアレンジになるでしょう。
障子を取り入れてみる
和室に合う建具といえば、障子です。障子の優秀なところは、光を通し空間を明るく見せられるということ。和室にも洋室にも合う障子を取り入れてみましょう。最近は、個性的な和風の建具もたくさん出てきています。ダイニングの隣にまたリビングの隣に、抜け感のある清々しい障子の引き戸とともに空間をアレンジする方法もモダンで斬新です。
多目的な和室
畳の部屋は、布団を置けば寝室に、ちゃぶ台をおけばダイニングルームに、綺麗な座布団を並べれば応接間になります。同じ空間でも様々な用途に対応することができるのも和室の魅力です。使われるシーンをイメージしながら目的にあった畳の広さを検討しましょう。
リビングルームに琉球畳
モダンな空間に合わせやすい琉球畳。普通の畳に比べてコスト面はやや割高になります。リビングルームに琉球畳を敷いて、不要なときは座布団のように積んでおくことができます。畳の角が傷みやすいので、畳表には強いい草で作られたものを選びましょう。
縁側とつながる和室空間
自然とのつながりは、日本の住居の典型的な原点です。ダイニングもしくはリビングの隣に、中庭などにつながる縁側、洋風で言えば、外の木製デッキなどの続くように和室を設けてみましょう。キッチンからダイニングそして和室から外側の景観へと流れる空間のつながり。洗練されたミニマルな感覚を保ちながら、最高のプライベートスペースの出来上がりです。スマートでシンプル、そして静寂のある和室を上手に取り入れインテリアを完成させてみましょう。
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