家具の色にアクセントをつけておしゃれコーディネート

賃貸やマンションの広告、または雑誌でも、おしゃれなコーディネートがされた部屋を写真で見ることがあります。そして、それと同じように自宅もコーディネートしてみたいと考えたこともあるでしょう。しかし何の知識もなくイメージだけで家具を選んでいくと上手くいかず、テーマがよく分からない部屋になってしまうことがあります。ここでは家具に使う色に関して、基本的なセオリーを紹介していきます。
目次
ベース・メイン・アクセントの3つに分ける
部屋のカラーコーディネートではベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの3つに分けて考えていくと配色がしやすく、まとまりも出てきます。
ベースカラー
ベースカラーとは部屋の7割ほどをしめる色のことです。インテリアを置くときのベースになる床や壁などの色がベースカラーです。あまり変えられるポイントではありませんが、クセの強すぎない色で作られていることが多いので、ここ以外の箇所で主にカラーコーディネートしていくことになるでしょう。
メインカラー
ベースカラーに次いで広い面積を占めています。部屋の2割から3割がこのメインカラーです。ベースカラーに比べると占有率はかなり少ないですが、ここを調整するだけでも部屋の印象は大きく変えられます。
アクセントカラー
占有率で言えばほとんど存在しないことになります。しかし目立つ配色をすることが多く実際には存在感があります。小物にこのアクセントカラーをつけるのが基本で、クッションやランプ、絵画などがよくアクセントに使われるインテリアです。
赤はアクセントカラーに使いやすい色
赤は興奮作用もあり、部屋のメインカラーやベースカラーにしてしまうと疲れやすくなってしまうためあまり使われることはありません。しかしアクセントカラーには最適な色と言えます。ワンポイントで採用したとしても存在感を発揮し、見事におしゃれさを演出してくれます。ベースカラー、メインカラーとの組み合わせでは黒やグレーと合わせて使うことでおしゃれさやスタイリッシュさが出せることでしょう。または白と黒を基調とした部屋に赤でアクセントを入れるのも良い使い方です。ベースカラーやメインカラーの使い分け方に自信が無い場合でも、ベースカラー・メインカラーともにホワイトをチョイスし、アクセントの赤をやや多めのバランスで入れてみると簡単にコーディネートができます。
ピンクもアクセントになりやすい色
ピンクは赤と系統としては近く、アクセントカラーに使いやすい色という意味でも似ています。しかしピンクをアクセントカラーに使う場合赤と違い、ブラックをメインやベースに使うより明るめのブラウンやホワイトなどを使う方が簡単で合わせやすいです。暗めの色を使うとしても、ベースカラーにグレー、メインカラーに薄めの黒を使うといった組み合わせがほどよくピンクを目立たせることができます。
アクセントカラーにこそ普段使いにくい色を入れてみよう
ここで紹介した赤やピンクは主張が強く、家具に使いにくい色です。無難な色とは言えません。しかしアクセントとして使うのであれば占有率も少なく、バランスが保ちやすいです。ぜひ使ってみたい色がある場合、アクセントカラーとして取り入れてコーディネートをすると良いでしょう。