寝室におすすめのインテリアの配置

人間の睡眠時間は一日平均で7時間から8時間ほどで、人生の内大きな割合を占めることになります。この長い睡眠の間に体のコンディションを整えています。そのため質の高い睡眠を取ることは起床時のパフォーマンスを高めることに繋がります。睡眠の質を高める方法は色々ありますが、ここでは寝室のレイアウトという視点から考えていきます。
まずはベッドの配置
部屋の構造によってベッドの位置は制限されます。ベッドは床の面積を広く必要とし、配置できない場所も多くあります。扉の前などは良い例です。スペースがあるからといって適当な場所に配置していると部屋への出入りができなくなってしまいます。できるだけ不自由のない空間にすることで睡眠までのストレスを減らすことが大切です。他にはクローゼットや窓との位置関係です。クローゼットは部屋の出入り口と同様で、開閉の仕方によっては開けにくい、または開けられなくなってしまいます。窓に関しては臨機応変に考えていきましょう。ベランダに出入りするために使う窓であればその前にベッドを置くのはあまり良い配置とは言えません。通常、スライドするように開閉をする窓が多いため、一応出入りは可能ですが、使い勝手は非常に悪くなります。一方、腰の高さ以上の窓であればそばにベッドを置いてもあまり不自由さを感じることはありません。
ベッドの自由度を上げるインテリア
L字などの形をした部屋もありますが、よくあるのは6畳ほどの長方形をした寝室です。ベッドの大きさを考慮すれば配置パターンはかなり限られます。場所は部屋の四隅か中央寄り、そしてあとは向きを工夫するしかありません。しかも扉やクローゼットの前を避けると数パターンに限られてきます。
カーテンで外の影響を受けにくくする
窓のそばにベッドを置くこともあるでしょう。このとき気をつけるポイントは枕元に窓を持ってこないようにすることです。冬になると冷気が入ってきて体が冷えてしまいます。さらに太陽が昇ってきたときに直射日光があたることや、外の音が聞こえやすくなり睡眠の邪魔になることがあります。どうしても窓際にベッドを配置せざるを得ないときにはカーテンで工夫すると良いでしょう。カーテンはデザインだけでなく、性能にも色んな違いがあります。防炎加工されたカーテンや遮光カーテン、防音や熱を遮断する機能があるものまで様々です。こうしてカーテンの機能によってベッドの配置に関して自由度を上げることができます。
50㎝の幅は確保できるようインテリアを配置
寝室と言ってもベッド以外にインテリアがあると思います。ベッドで狭くなったスペースにどのように配置してくかが重要です。人が不快さを感じず歩くためには50㎝以上の幅が必要です。ベッドの置き方しだいですでに50㎝ギリギリになっているかもしれません。その場合にはそれ以上なにも配置しないか、そこが歩かないスペースである場合に限ってインテリアを置くようにしましょう。
色にもこだわってインテリアを選ぶ
寝室のレイアウトはベッドの配置が大事です。そしてより睡眠の質を上げるのであればインテリアの色に配慮すると良いでしょう。色によってはリラックス効果も得られます。ランプなどのインテリアで調整することも可能なので試行錯誤して好みの寝室を作り上げていきましょう。