寝室の運気アップに最適な風水インテリアとOK・NG素材

人生の中で、3分の1を過ごすといわれている、ベッド。最近では、睡眠時間が短いという方も多いと思いますが、それでもやはり、一日の中ではなく、生涯をとおしてと考えると、かなりの時間を過ごすのはやはり、お布団の中ではないでしょうか?
では、そんな、長い時間を過ごす、ベッドの配置はどのようにすればよいでしょうか?
ベッドの向きや配置というと、すなわち枕の向きということになりますが、「北枕」はいかがでしょうか?亡くなった方を連想し、あまり好まれない北枕ではありますが、風水においては、良しとされる向きの一つです。
では、運気をアップできるインテリアをめざし、ベッドの向きと配置に注目してみましょう。
寝室においてのベッドの配置
あなたの家庭では、ベッドはどのように配置されていますか?
ベッドを配置するうえで、向きが大切なのは、よく耳にする話ですが、ベッドの配置自体にも重要なポイントがあります。
これは、おしゃれなインテリアを作る上でもぜひ、取り入れてほしいのですが、寝室の入り口からまっすぐに、枕の見えない位置に配置する事です。ドアの延長線上に頭がこないようにすることは、風水において、セオリーともいわれるほど、大切です。また、インテリアをおしゃれに飾る上でも、入り口から、枕が丸見えなのは、おしゃれではないですよね?
また、できるだけ、配置は、壁に沿った配置にします。ベッドと壁の間に隙間があると、流れ込んできた強い気に触れ、落ち着きがなくなるなど安定から遠ざけてしまうためです。これは、どの向きでの配置、どんな人の寝室にも共通していえる事です。
風水とベッドの向き
さて、ではどの向きのインテリアがよいのでしょうか?
先述にもありましたように「北枕」は何かと嫌われがちですが、風水においては、そんなことはありません。北枕は、健康運や金運に効果があるといわれています。また、ぐっすりと眠れる向きでもあります。
東枕では、太陽が昇ってくる場所で、意欲の向上を目指したい人には、ベストな枕の向きです。仕事に力を入れている人などには、向いている向きとなります。
安定を求める方は西枕をおすすめします。けれど、西枕は、落ち着きすぎてしまうこともあるため、若い世代の人にはできれば避けてもらいたい向きです。
南枕は、風水では北枕と反対で、健康運にはあまり好まれていませんが、直観力がさえる方位と言われています。クリエイティブな仕事の方には良いとされますが、あまり、長く南枕にするのはお勧めできません。
他にも北西は勝負・出世運に、南西は、落ち着きをもたらしますが、やはり、若い世代には不向きです。反対に南東は人間関係を向上させるほかに恋愛運がアップするとも言われています。一般的に良く進められる北東は、財をなし、飛躍にもつながるといわれていますが、安定を望む人にはおすすめできないのです。
運気をアップするベッドのインテリア
やはり、ベッドは、パイプベッドなどは避けましょう。できれば木製でも、黒などは避けて、落ち着いた色合い、または優しいカラーの物を選びましょう。
さらに、ベッド自体の運気を上げるために、寝室の方位にあったカラーでまとめるとよいでしょう。例えば、北の寝室では、冷えから守るためにピンクやクリーム色など春を連想するカラーにするなど、部屋の方位にあったカラーをファブリックに用いましょう。寝室に鏡がある場合は、眠っている姿が映らないように鏡の配置にも気を付けてくださいね!
また、風水は家具の配置や色、方角だけではなく素材に関してもOK、NGポイントがあります。
風水インテリアでの良い素材とは
さて、素材とは、もとになる材料のことですが、皆さんはどんな素材の物が好きですか?例えば、家具で言うと、天然木の製品。人工的なパイプや人工合板など。また、ソファで言えば、牛革製品、ソフトレザー、布製品、土台も木製や、スチール製品など様々ですね。家具だけでなく、小物入れも、雑貨も、ありとあらゆるものに、様々な素材が使われています。
ここで、おすすめなのは、何をおいても、自然から得られたものを素材としたものです。木製品や、布製品、花器や茶碗なら、陶器といった具合です。
インテリアをコーディネートするときには、すべてを風水に沿うようにとは言いませんが、できる事であれば、吉とされているものは積極的に取り入れ、運気アップにつなげていきたいですね。
風水は、五行をベースに考えられています。すべての物は、この五行に分けられ、そのバランスを保ちながら存在していると考えられています。五行とは、「木」・「火」・「土」・「金」・「水」の五つの要素です。家の中も、この五つの要素がうまくバランスをとれるように素材やカラーを見極めていくのです。そのどれが強すぎてもいけないし、相反するものをともに存在させることも凶とみなされます。ですから、日常の生活にあふれている、「火」や「水」とうまく共存できる「土」や「木」の素材が家具などのインテリアに最適となります。おしゃれインテリアを楽しむときには、その素材が何なのかもよく見て選ぶようにしましょうね!
風水インテリアでNG素材とアイテムとは?
さて、良いものは割と手に入れやすいのですが、先述の通り、バランスを考えるとチョイスしない方がよい素材の物も様々あります。
例えば、革のソファ。特に、色も黒などだと、「火」の要素が強くなりすぎますし、黒は「陰」の要素が強くなり、これを併せ持つと、運気を下げてしまいます。一般的な家庭のリビングには向きません。ただ、こういったものは、威厳を保ち、関係が馴れ合いになってはならないような場所には、相性の良い家具になります。例えば、社長室や、応接室などです。
また、身近なアイテムで言うと、プラスティック素材の物。大変便利で安価なので、多用している方も多いと思いますが、家の中の見えるところに使うのはNGなアイテムです。これも、「火」の要素が強く、金運上昇の方位や、安らぎの方位でも金や木を溶かしたり燃やす存在になるからです。取り入れる場合には、見えないところでの、整理整頓などに使い、他の気のバランスを崩さないように気を付けましょう。
いかがでしょうか?実は、おしゃれなインテリアも、この素材を風水的に見極めることで意外と簡単におしゃれに近づけるのです。ぜひ、試してみてくださいね。