ダイニングボードでおしゃれ収納インテリアを目指そう

ダイニングボードとはダイニングなどに置いて、食器類やカラトリーなどを収納する食器棚のことをいいます。ダイニングは食事をする場所の意味で、ボードは棚という意味があります。類義語にキッチンボード・カップボード・オープンボードなどがあります。
キッチンに設置するとキッチンボード、ダイニングに設置するとダイニングボードと呼び、場所によって名称を使い分ける場合もあります。メーカーによっては、食器棚にオープンなスペースがあるオープンボードタイプの商品をキッチンボード、全て扉や引き出しでできている商品をダイニングボードと呼ぶこともあります。
ダイニングボードの主な用途
主に食器類や茶器、カラトリーや調理器具などを収納します。多くの場合、ダイニングボードはダイニングに置いて使用します。電子レンジや炊飯器などの家電製品を置くことのできるダイニングボードもあります。
ダイニングボードの特徴
食卓近くに設置することが多いため、お皿や茶器、コップやカラトリーなど、食卓で使用するものを収納しやすくなっています。全てが扉や引き出しになっている棚板タイプや、家電製品を置くことのできるオープンな空間があるオープンタイプがあります。扉の種類も開き戸タイプ、引き戸タイプ、上から下までがスライド扉でできているスライドボードなどがあります。ダイニングボードの扉がガラス製になっている商品は、扉を開けずに何が入っているか見渡すことができるというメリットがあります。
ダイニングボードの高さや幅や奥行きはさまざまなサイズが揃っており、大型なものから小さな隙間用まで設置したい場所に合わせた商品を選ぶことができます。カウンターの高さがシンクと同じくらいの高さのローカウンタータイプや、すこし高めで使いやすい高さのハイカウンタータイプがあります。
ダイニングボードのデメリット
ダイニングに設置すると、来客など人目に触れることが多いため、ガラス製の扉の場合は特に収納したものがよく見えてしまいます。扉が開き戸の場合、扉が開くときのスペースも必要になります。ダイニングボードの高さがあるため、地震などで倒れる恐れや、開き戸などの扉が開いて中のものが割れてしまう恐れがあります。対策として、耐震ラッチが備え付けのものもあります。
ダイニングボードでおしゃれと収納の一石二鳥
ダイニングに設置するダイニングボードは、食卓に座った人からよく見えます。食卓で使うものなどをすぐに取り出せるので、便利な収納棚です。家電製品を収納することのできるオープンタイプのダイニングボードなら、コンセントが付いていて炊きたてのご飯をすぐに食卓に出すこともできます。ダイニングボードの上置きでは、天井に届くほど高さのあるものも。天井に突っ張ることができる商品もあるので、転倒防止の役割を果たし地震対策にもなります。普段使わないものは上の棚に収納して、よく使うものや子供の食器類は手の届きやすい下の棚に収納しておくと使いやすくなります。
カラトリーやキッチン用品などを収納しておける引き出し式は、ソフトクローズという静かに閉まるタイプの商品も出ています。指を挟みにくく、バタンという音もしません。安全に配慮されているデザインの取っ手が付いている商品もあります。ガラス製の扉なら、カップなどを美しく収納してダイニングボードそのものがインテリアにもなります。素材やカラーもたくさんの種類があるので、部屋の雰囲気に合ったダイニングボードを探してみてはいかがでしょうか。