収納機能付きベッドの種類と収納方法

収納機能付きベッドとは、ベッドの下部が収納になっているものをいいます。収納には大きく分けて引き出し式と、大きなものをそのまま収納できる跳ね上げ式があります。
主な用途
主に就寝するためのマットレスの下の空間が収納になっているので、衣類や季節ものの小物などいろんなものをしまっておくことができます。ベッドの下のデッドスペースを有効活用することができるので、増えてしまいがちな衣類などを収納します。
収納機能付きベッドの特徴
マットレスの下のベッドフレームが引き出しになっているタイプと、マットレスとマットレスを支える床板部分を跳ね上げることができ、ベッドフレームの中の空間が全部収納になるタイプがあります。引き出し式は引き出しがいくつかに分かれていることが多く、1段だけではなく2段や3段のものなどもあり、小分けに分類して収納することができます。引き出し式は低価格で販売している商品もあります。
跳ね上げ式はマットレスの下がそのままボックスの状態になっているので、大きなものなどかさ張るものも収納できて便利です。跳ね上げ式は縦や横に開くことができ、跳ね上げ方は多くはガス圧式なので、力の弱い女性でも楽に開けることができます。
デメリット
引き出しが2段3段になると収納は増えますが、ベッドも高くなってしまいます。引き出し式は引き出しを出す部分のスペースが必要になります。両サイドに引き出しがある商品もありますが、どちらか一方のものもあり、引き出しを考えてベッドを設置しなければなりません。または部屋に合わせて、左右どちらかの引き出しかを選べる商品もあります。
サイズが大きくなれば収納も増えますが、引き出し式の場合、ベッドの下全部が収納ではない場合もあります。ベッドの下はほこりや湿気が溜まりやすいので、下が収納になっているベッドは換気に気を付けなければなりません。頻繁に出し入れするものよりも、季節ものの衣類や小物などを収納するのに向いています。ベッド下の収納は湿気が溜まりやすいので、防虫剤や防カビ剤を入れておくなどの対策が必要になります。ガス圧の跳ね上げ式は収納の容量も多く、簡単に開けることができますが、価格帯が高くなります。
まとめ
ベッドの下の空間を有効利用できる、収納機能付きベッド。引き出し式や跳ね上げ式の他にも、畳式のベッドなら、畳を開ければ下が収納になっています。いろんな形の収納が考えられているので、普段使わない衣類や小物を収納しておくのにとても便利です。
ただし、ベッドの下は湿気が溜まりやすくなります。日々の換気も必要ですが、防虫剤や防カビ剤、他には防湿シートという紙を底に貼ることで、湿気が溜まりにくくなり、カビも生えにくくたんすの臭いなども付きにくくなります。
跳ね上げ式は楽に開け閉めでき、ベッドの大きさそのまま収納になるので、大きなものや長いものもしまうことができます。引き出し式はレールやキャスターが付いた引き出しがあり、楽に引き出せるタイプのものもあります。2段や3段など小分けにされた収納は、分類することができます。
衣類はどんどん増えていくので、収納はいくつあっても嬉しいものです。収納機能付きベッドというのは、デッドスペースのベッド下を収納として有効利用できる、優れものです。