急な来客でも大丈夫!エキストラベッド活用術

エキストラベッドとはホテルの客室などにおいて宿泊する際、定員以上泊まる場合の追加ベッドのことをいいます。エキストラとは「臨時」という意味があり、北米では「ローラウェイ」ともいいます。エキストラベッドの反対語として、常時部屋に設置してあるベッドのことを「コンベンショナル・ベッド」といいます。
エキストラベッドの種類としては、ハイダーベッド・ウォールベッド・ソファベッド・スタジオベッド・ローラウェイベッドなどがあります。
主な用途
主にホテルなど客室に宿泊し定員を超えた場合、ベッドが足りなくなるので臨時のベッドを追加します。例えば、シングルの部屋を2名で使用したり、ツインの部屋を3名で使用するなど、定められた人数以上で宿泊するときに使います。
エキストラベッドの特徴
ホテルなどの宿泊にあたり、人数よりもベッドが少ない場合、エキストラベットを追加します。ホテルにもよりますが、追加するエキストラベッドは折りたたみベッド、もしくはソファベッド式であることが多くなります。
折りたたみ式ベッドは通常リネン室などに保管されていて、キャスターにより運び出します。くの字に折れ曲がるという特徴があります。ソファベッド式は通常はソファとして使用し、ベッドにする場合背もたれ部分がフラットになるものや、座面部分の下に折りたたみ式のスチームボトムが収納してあり、展開するとベッドとして使用できるというものがあります。
チェックイン後、ホテル側がエキストラベッドをセッティングしてくれます。
デメリット
エキストラベッドはオプションであるため、追加料金が発生することもあります。ホテルなどにあるエキストラベッドの数は限りがあるため、早めに予約しておかないと確保できない恐れもあります。エキストラベッドは簡易ベッドであるため、コンベンショナルベッドよりも寝心地は悪くなることが多くなります。
ホテルの部屋の間取りや形にもよりますが、コンベンショナルベッドの隣にエキストラベッドを設置できない恐れもあります。折りたたみ式のエキストラベッドは、部屋の空きスペースに設置されるため、コンベンショナルベッドの足もとやテレビの近く、入口の近くなど設置場所があまりよくないこともあります。
まとめ
旅行などでホテルに泊まる際、必ずしも全てにおいて希望する部屋に泊まれるとは限りません。ベッドよりも人数が多い時もあります。そんなときに活躍するエキストラベッドは、ホテル側が提供してくれるオプションです。
ホテルによって設置するエキストラベッドはさまざまな種類があります。通常はくつろぐためのソファがベッドになる、ソファ型のベッドや折りたたみ式のベッドが多くなります。ソファーベッドはホテルに泊まる際、普段はテレビを観たりくつろいだりというソファですが、背もたれがフラットになったり座面の下からベッドが出てきたりと、ソファが形を変えベッドにすることができます。移動したりすることもないのでホテル側の手間もあまり掛らず、部屋の中を最大限使用することができます。ホテルが所有しているエキストラベッドによっては寝心地のよいベッドもあります。
旅行は楽しいものですが、同じ部屋に宿泊するとさらに楽しくなります。別々の部屋では味わえない楽しみを、エキストラベッドが実現してくれるかもしれません。