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自然環境に配慮したリノリウム床のメリットとデメリット

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kukan

リノリウム は天然素材を原料にして作られる床材です。これは亜麻仁油(あまにゆ)、松やにの成分であるロジン、木粉(もくふん)、コルク粉、石灰岩、色素である顔料を混ぜ、ジュート(麻)の織布(しきふ)に加圧圧縮して作られます。100年以上も前にヨーロッパで開発された技術です。現在でもドイツやオランダで生産され、輸入されています。

リノリウムは製造工程で化学物質を使わず、土に埋めればやがて生物分解します。また、焼却しても有毒ガスを発生せず、塩ビシートに比べて安全性の高い床材なのです。かつて、日本では病院や学校などの公共施設の床仕上げ材としてよく使用されていましたが、ビニル系床材と比べてコストが高くなるため、あまり使用されなくなっていました。しかし、最近は地球環境や環境に優しい自然材料として、住宅用としても注目されてきています。

リノリウムの特徴

適度なクッション性があるとともに、原料の亜麻仁油が自然由来の抗菌性をもつため、床面を衛生的に保てるのも特徴の一つです。施工後も酸化することで強度が増すため、耐久性を保ちます。ジュート(麻)の上に圧縮されたリノリウムは単層構造なので、表面が剥離し難く、軽い傷であれば表面を削り取ることも可能です。ただし、亜麻仁油が揮発するために、臭いがあるので、施工直後に生活しなければならない時は注意が必要です。臭いはしばらく経つと消えます。また、水やアルカリに弱いので、専用のワックスがかかっていない場合は、使用場所に注意しましょう。

リノリウム床のメリット

・抗菌性があるので床面を衛生的に保てる

・土に埋めれば生物分解してしまう環境に優しい素材

・焼却しても有毒ガスは発生しない

・耐久性、耐摩耗性に優れる

・適度なクッション性があり、歩行感がよい

・リノリウムの表面は単層構造なので剥離しにくい

リノリウム床のデメリット

・ビニル系に比べて面積当たりのコストが高い

・新しいうちは亜麻仁油の臭いがある

・水やアルカリに弱い

主な用途

繰り返しになりますがリノリウムの最大の特徴は、原料が自然素材であり、耐久性、耐摩耗性に優れていることです。ビニル系に比べればコスト高にないますが、環境に優しい素材に間違いありません。このような理由で最も適した用途が床材ということになります。教育施設、病院、高齢者福祉施設の床、その他室内環境に配慮が必要な場所などです。特に菌の繁殖しやすいトイレや洗面所の床材には最適です。トイレや洗面所などは一般住宅にも多く採用されています。

3.リノリウムの手入れについて

リノリウムは多孔質で水分を吸収しやすく、ワックスの密着性が強固でありません。また、アルカリ洗剤への耐性も弱いのが特徴です。従って、リノリウム材を使った床を掃除する時は、次の点に注意しましょう

・表面洗浄は水を多用せず、洗剤を入れたスプレーを吹き付け、汚れを拭き取る

・ワックスは樹脂ワックスを使わないで、「半樹脂ワックス」を利用する

・表面を剥離する時は、剥離剤の濃度をアルカリ性から中性近くまで薄める

・剥離可能な中性洗剤があれば、それを使用する

・リノリウムは溶剤にも弱いので溶剤入りの洗剤は使わない

まとめ

現在、私たちが日常使うありとあらゆるものが環境負荷に繋がっています。残飯であれ、耐久消費材も焼却すれば二酸化炭素の発生源です。環境に優しいリノリウム、過去にずいぶんと使われていました。しかし、コスト至上主義のもと、ほとんど使われなくなり、代わりに使われたのは塩ビシートです。塩ビシートは水にも強く、清掃性に優れ、コストも安価です。確かに優秀な特徴ですが、廃棄して焼却する時には地球温暖化の材料になるのです。

リノリウムの原料は冒頭に書いたように天然材料です。廃棄することになり、土に埋めても生物分解して土に還っていきます。高度経済成長を経験した筆者の時代、製品原価は材料費、生産費、販売経費を考えて仕事してきました。形あるモノはいつか処分することになります。そして、処分に大変なお金がかかる計算をしてきませんでした。痛切に反省し、申し訳なく思います。それだけに、リノリウムが見直されて、本当の真価が分かって使われ始めたことは、賞賛に値することであり、今後、ますますこの商品が使われることを願う次第です。

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