2段ベッドのメリット・デメリット

2段ベッドとはベッドの上の空間に、もう1つベッドがあるもののことをいいます。ロフトベッドの下の空間がベッドになったものです。背丈くらい、または背丈以上の高さがあり、はしごを使って上の段に上ることができます。子供部屋に設置して、兄弟で使用することが多くなります。
主な用途
ベッドの上にもう1つベッドがあるので、1つのベッドスペースで2つ分のベッドを置くことができます。それぞれ上下のベッドに1人ずつ就寝します。主に2段ベッドは2人で一緒に部屋を使用する兄弟などが、使用することが多くなります。部屋にベッドを2つ置くことができないときに便利です。
2段ベッドの特徴
2段ベッドは、背丈くらいの高さのベッドの下の空間もベッドになっています。省スペースになり、ベッドを2つ置くと狭くなってしまう部屋を、広く使うことができます。子供部屋だけではなく、大人も使用します。山小屋などの宿泊施設において、たくさんの人が寝る場合にも使われています。
2段ベッドは高さがあるので、はしごで上の段に上ります。シングルタイプの2段ベッドや、子供用にジュニアサイズの2段ベッドもあります。2段ベッドは子供の成長や状況の変化に応じて、ベッドを2つに分離することができるものもあります。
デメリット
2段ベッドは2人で同じ空間の上下で就寝するので、プライベートが確保できません。寝息などが気になる場合もあります。また、下段の人は上段の人が動くたび、きしむ音が聞こえてくるので、気になることもあります。2段ベッドは高さがあるため、上段で子供が寝る場合は特に、落下しないように気を付けなければなりません。2段ベッドは2人で使用するため、重量が気になります。安全性のある強度の高い2段ベッドを選びましょう。
2段ベッドは大きさや高さがあるため、圧迫感があります。2段ベッドは組み立て式の場合があり、大きな家具なので1人で組み立てることが難しくなります。はしごが滑りやすくなっているものは、注意が必要です。特に小さな子供の場合は、年齢の小さな子は下段にするなどの配慮が必要になります。上段に就寝する場合、気軽にベッドに横になれない、地震などの揺れが大きく感じるなどのデメリットがあります。高さがあるので、窓のそばに置くと危険になります。
まとめ
住宅事情などで兄弟一緒に同じ部屋を使用することがよくあります。一緒に過ごす中で、2段ベッドは特に距離も近く安心感があります。1台分のスペースで2人寝られるので省スペースになり、他の空間を勉強机や収納として広く使うことができます。
素材は木製が多く、木製でもひのきやパイン材、他にもスチール製のものなどさまざま。サイズは子供の安全に配慮して、高さの低いロータイプやコンパクトなもの、ロータイプよりさらに低い、就寝時に下段を引き出して使うものもあります。色合いやデザインも子供らしい色合いものや、成長しても使えるような商品まであります。
もちろん大人が使用する2段ベッドもあり、大人2人が就寝できるような強度があるものも。はしごが危険という人のために、階段タイプのステップになっているものもあり、安全に上り下りすることができます。
成長に合わせて、2つに分けることのできる2段ベッドなら、長く使用できるので経済的です。省スペースな2段ベッドは、子供の成長と共にベッドも成長していきます。