商品価値を高めてくれる「ディスプレイ」スタイルをご紹介

売り場のディスプレイを考えるときは、何を基準に全体構造を決めていますか?ディスプレイを飾るというコトは、商品や販売戦略によって、さまざまなスタイルが描かれていきますよね。そこでお客様の目を引きやすい「空間演出」をご紹介します。
目次
売り場ディスプレイの必要性
・お客様のニーズに合った商品を飾って、遠くからでも関心を持ってもらえるような売り場作りをします。
・お店のアピール性を高め、売っている商品を分かりやすく展示します。
・コンセプトを決めて、季節に合った商品をご紹介します。
・店内の展示構成を決めて、お客様の目線や行動心理学を含めて、商品設置を行います。
売り場に合った「ディスプレイスタイル」をご紹介
集合展示するマスディスプレイ
ピラミッド型にデザインを描きながら、商品を展示していくスタイルで、お客様の目を引くようにスタイリングしていきます。キュートな雑貨や、小物たちを揃えて並べて飾ると、一つの絵のような仕上がりになりますよ。
ビルボードディスプレイ
POPの写真を大きく引き伸ばして、実物商品も一緒に展示するとアピール性が高くなりますよ。展示構成もしっかりと考慮しながら、空間を描いてくださいね。
サインディスプレイ
商品を多角的に設置することによって、何の売り場かをお客様へ示す必要性があります。商品のイメージを紹介しながら、全体構造を決めていくといいですね。
プロップスディスプレイ
プロップスを中心にスタイルを描いていき、商品はそっと添える程度で、さりげなく表現された空間を演出します。
商品価値を「ディスプレイの力」でアピールしてみませんか?
アート的スタイルで、売り場をおしゃれな雰囲気に演出するのもオススメですよ。マネキンなどを活用しながら商品をアピールしてみたり、かごを使って、壁一面をおしゃれな雰囲気で着飾ってみたりと、商品の良さを伝えてみるのもいいですね。
おしゃれな家具などを用いながら、お部屋のような売り場を演出すると、お客様の目を引くかもしれません。商品と商品を組み合わせることによって、また違った角度から、モノの価値を見出すことができますよ。
ディスプレイボックスを使用して、家具と雑貨の融合したスタイルを描いてみるのも、おしゃれですよね。スッキリとした空間の中で、商品の価値を理解していけるのも、ディスプレイ力の成せる技ですよ。
売り出したい商品の、価値を高めるコトができるのも、ディスプレイの力を発揮できる機会の一つですよね。いろいろな使用用途をお客様へ紹介するのも、売り場演出の腕の見せ所でもあります。モノというのは、ちょっとしたアイデア次第で、さまざまな魅力を伝えてくれますよ。
まとめ
ディスプレイというのは、何よりも商品への愛情がない限り、本当の価値を見出すコトはできません。現代社会はモノが増えすぎて、商品の価値というモノが下がっているようにも見えますが、本来商品一つを作り出すには、さまざまな労力がかかっており、カンタンには表現しきれないほどの存在です。これからの社会は何処までいくと、皆が納得のいくライフスタイルが送れるようになるのでしょうか。今一度立ち止まって、商品というモノを知る必要があるかもしれませんね。