ドレッサーをインテリアに取り入れる際のメリットとデメリット

ドレッサーを取り入れたインテリア

ドレッサーとは、鏡と引き出し収納が取り付けられた化粧だんすのことをいいます。日本では鏡台(きょうだい)ともいい、昔は台座に柱を立てて、そこに鏡を立てかけただけのものでした。洗髪洗面化粧台の意味を持つシャンプードレッサーという言葉は商品名で、イギリスでドレッサーという言葉は食器棚にあたります。

目次

ドレッサーの主な用途

主に寝室に置いて、女性が化粧や髪を整えるために使用します。鏡の下の棚には小さな引き出しが付いていて、そこに化粧品やドライヤー、ジュエリーなどを収納することができます。

ドレッサーの特徴

鏡が取り付けられており、化粧道具が収納できる小さな引き出しがあります。座って化粧などができるように、スツールがセットになっているものもあります。使用しない時には邪魔にならないように多くはスツールに背もたれがなく、ドレッサーの棚の下にしまっておけるようになっています。

棚の上部天板は使用している化粧道具を一時的に置いておける、作業台となっているので便利です。大きな鏡が1枚のドレッサーもありますが、自分の後ろ側を確認できる三面鏡の商品もあり、左右の鏡の角度を変えたりパタンと折り畳んでおくことが可能です。

ドレッサーのデメリット

おしゃれなドレッサーもあり素敵ですが、洗面所やダイニング・リビングなどで化粧などをしてしまう人は、寝室にあるドレッサーを使わなくなることもあります。寝室が狭いなどの理由でドレッサーを置くスペースがないという家もあります。ドレッサーの鏡部分が出しっぱなしになってしまい、鏡が汚れたりほこりをかぶってしまうこともあります。

メイクを置くことができる天板では、化粧道具で天板を汚してしまうこともあります。ドレッサー自体が低く、ドレッサーのスツールも低いものなどは、長時間座っていると疲れてしまうこともあります。

置き場所を確保しておしゃれなインテリアを楽しむ

おしゃれなドレッサーでメイクをすることは、女性にとっての憧れでもあります。ですが置くスペースがなかったり、洗面所などでメイクをするからドレッサーは必要ないという方もいます。今はワンルームなどの家にも置ける、床置きタイプのコンパクトなドレッサーもあります。コンパクトタイプにはキャスターが付いている商品もあるので、どこでも移動できて便利です。

ドレッサーはメイクや髪を整えるための場所なので、化粧品などをたくさん収納しておけるようになっています。化粧品道具に合わせてボトルなど背の高いものを収納しておける深い引き出しなどもあり、大容量の収納スペースのあるドレッサーもあります。メイクしているとき顔周りが明るくなるように、ドレッサーの鏡の両サイドにLEDライトが取り付けてある商品もあります。ドレッサーの天板は使っているメイク道具を置けるスペースとなっており、天板が拭き取りやすく割れにくい強化ガラスになっている商品も。また、ドレッサーでは髪を乾かしたりすることも可能で、ドレッサーにコンセントが付いている商品もあります。

鏡自体が天板に収納することもできる商品もあり、鏡が汚れたりほこりをかぶったりしません。尚且つ、鏡を収納しておけば一見ドレッサーとはわからないので、どの部屋に置くことも可能です。天板がフラットになるので、デスクとしても使用可能です。

ドレッサーは木製が中心になりますが、デザインはシンプルなものやモダンなもの、北欧風やアンティーク調などさまざまです。カラーはホワイトやナチュラル、ダークブラウンが主流になります。収納力のある便利なドレッサーがあると女子力が上がるかもしれません。